さくらインターネットのレンタルサーバでは、マルチドメインを推奨しているので、ドキュメントルート直下にindexファイルを置きサイトを展開するということはあまりないかと思います。
通常は、ドキュメントルート直下にサブディレクトリを作って、独自ドメインをマッピングし、サブディレクトリの中にファイルを展開するものと思います。
しかしそのような場合、さくらのサーバーでは、ドキュメントルート直下にindex.htmlなどのインデックスファイルがなかった場合は、ディレクトリインデックスが表示されてしまいます。
つまり、さくらの初期ドメイン(http://○○○.sakura.ne.jp/)でアクセスすると、以下のように表示されてしまいます。
これではディレクトリ構造が丸見えになってしまいます。
置いているファイルによっては、セキュリティ上もよくないことかと思います。
そこで、このディレクトリインデックスを非表示にさせる手順について覚書も含め記載したいと思います。
空白のindex.htmlを作ってドキュメントルートにアップロードするという手段もありますが、さくらの場合、比較的簡単設定することができます。
会員メニューにログインしコントロールパネルを開く
さくらのサイト上から会員メニューにログインし、会員メニューページの[契約情報]→[契約サービスの確認]→ページ下部の[サーバ設定]をクリックし、[コントロールパネル]を開きます。
コントロールパネル画面の左メニューの中の[ファイルマネージャー]をクリックします。
すると、ファイルマネージャーが開きますので、上部のツールバーの[表示アドレスへの操作]→プルダウンメニューの[アクセス設定]をクリックします。
[アクセス設定]のウィンドウが立ち上がりますので、[indexファイル]タブをクリックすると、indexファイルの拡張子を選択するようになっていますので、アクセスを拒否したい拡張子を任意で選択し、[アクセスを拒否する]にチェックを入れ、[OK]ボタンを押します。
すると自動的に.htaccessが作成され、アクセスが拒否されます。
試しにさくらの初期ドメインでアクセスしたら、以下のように403のエラー表示がされ、冒頭のディレクトリインデックスは表示されなくなりました。